プロ野球若手意識調査…7割超が引退後「不安」

　日本野球機構（NPB）は28日、現役若手選手に対する「引退後に関する意識調査」の結果を発表し、昨年より1．5％増の71．5％が「不安を感じている」と回答した。

　調査対象は、昨秋の教育リーグに参加した18～33歳の選手のうち、主力級を除いた育成を含む若手で、246人（平均年齢23．7歳）から回答があった。

不安の要素として、46．7％が「進路」、44．5％が「収入」を挙げた。

　引退後の野球普及活動については70．4％が「したい」と答え、その約3分の2が高校野球での活動に興味を示した。

　NPBは現在、元プロ選手らが一定の講習を受ければ高校球界で指導者になれるようアマチュア側と協議中。早ければ今秋にも結論が出る見込みで、NPB関係者は「そうなれば、高校の指導者への関心が爆発的に高まる可能性がある」と話した。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130128-00000126-jij-spo