1: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 10:11:01.06
先祖を探す方法を何でも幅広く語りませんか?
テクニックやエピソードなど・・・
初心者からエキスパートまで
先祖を探す情報交換の場にしましょう!!!
引用元: 先祖探しのテクニック、エピソードを語るスレ 16
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history/1346029861/
4: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:12:15.80
1高祖父
17曽祖父
2高祖母 25祖父
3高祖父
18曾祖母
4高祖母 父
5高祖父
19曽祖父
6高祖母 26祖母
7高祖父
20曾祖母
8高祖母
9高祖父 あなた
21曽祖父
10高祖母 27祖父
11高祖父
22曾祖母
12高祖母 母
13高祖父
23曽祖父
14高祖母 28祖母
15高祖父
24曾祖母
16高祖母
5: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:13:30.45
1通あたりの手数料(大体の目安)
全部事項証明書(戸籍謄本) 450円
個人事項証明書(戸籍抄本) 450円
除籍全部事項証明書(除籍謄本) 750円
除籍個人事項証明書(除籍抄本) 750円
改製原戸籍謄本 750円
改製原戸籍抄本 750円
附票 300円
6: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:17:30.28
手紙その1
拝啓
突然お便りさせていただく失礼をお許し下さい。
私は苗字を○○といい、趣味で自分の先祖について調べているものです。
<相手とあなたがつながる家系図を書く>
<あなたが知っている情報を書く>
<あなたが先祖に興味を持った理由を書く>
<教えて頂きたいことを列挙しておく>
古くからの言い伝えや伝聞など、お気づきの点がございましたら、同封の葉書でご教示頂ければ幸いです。
<あなた宛の葉書を同封しておく>
と、もうしましてもなにぶんプライバシーに関わることでもありますので、無理は申しません。
突然の手紙で、誠に不躾なお願いを致しますことをお許しください。
末筆ではありますが、皆様のご健勝を衷心よりお祈り申し上げます。
敬具
<あなたの住所氏名電話番号メールなどを書く>
23: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 13:22:15.63
>>6
>>7
>私は苗字を○○といい
フルネームを名乗った方がいいと思う。
>趣味で自分の先祖について調べているものです。
趣味でってのは遊びっぽく聞こえるから書かない方がいい。
7: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:22:18.21
手紙その2
拝啓
突然お便りさせていただく失礼をお許し下さい。
私は苗字を○○といい、趣味で自分の先祖について調べているものです。
実は私の高祖母の実家が△△という姓で祖母に聞いたところ明治か大正の終わりごろに
県外に移住したと聞きました、そこで電話帳で調べたらあなた様の名前が電話帳にあり
恐らく子孫の方と思いなにか少しでもご存じないかと思い手紙を書いた次第です
<相手とあなたがつながる家系図を書く>
少しでもわかっている内容を書く
<あなたが知っている情報を書く>
由来やエピソード
<あなたが先祖に興味を持った理由を書く>
書きまくってください
<教えて頂きたいことを列挙しておく>
ここも書きまくる
大体10個くらいないかな?
古くからの言い伝えや伝聞など、お気づきの点がございましたら、同封の葉書でご教示頂ければ幸いです。
<あなた宛の葉書を同封しておく>
と、もうしましてもなにぶんプライバシーに関わることでもありますので、無理は申しません。
突然の手紙で、誠に不躾なお願いを致しますことをお許しください。
末筆ではありますが、皆様のご健勝を衷心よりお祈り申し上げます。
敬具
8: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:24:27.30
先祖を調べる手順(詳細版)
①戸籍・除籍謄本入
自分の戸籍謄本請求→親の戸籍謄本請求→父方、母方、の父(祖父)、母(祖母)の謄本請求→それぞれ・・・
戸籍・除籍謄本を請求する際、請求理由を書きます。請求理由は「先祖供養」が妥当かと思われます。
請求理由を詳しく聞かれた場合「新しく仏壇を作るのでその先祖を調べる」「墓を作るので必要」でいいでしょう。
(理由を聞かれた場合のみで、自分からは言わない方が無難です。「家系図調査」での請求は認められません。)
②死亡記載の戸籍・除籍謄本請求
請求する戸籍・除籍謄本は、その人間の生から死まで記載されているものを請求します。
戦前は、分家しない限りは戸籍が独立しませんでした。
また、戸主が長生きすると隠居して子や孫の戸籍に入っていました。
その場合はその子供や孫が戸主となっている戸籍を請求しましょう。
原則は直系尊属しか請求できませんがその戸籍の中に自分の直系尊属の祖先が記載されており、ほぼ請求できます。
請求する際は「生から死まで出してください」と言って下さい。
9: 日本@名無史さん 2012/08/27(月) 23:33:22.31
③家系図作成
戸籍を読み取って家系図を作成しましょう。
昔の戸籍は何かと複雑で、しかも手書きです。名前や親子関係を間違わないように、しっかりと読みとりましょう。
生没年も一緒に書き込みましょう。
さて、ここまでで、父方、母方の高祖父母が全員(16人)判明したのではないのでしょうか。
その方々は、江戸末期から明治にかけて生きておられたのではないのでしょうか。
坂本竜馬や勝海舟など「幕末の志士」と同時代に生きておられた先祖です。ロマンを感じませんか・・・?
データベースの基礎の基礎がここで出来上がります。「基礎の基礎」とは言え、史料価値は相当のものです。
④旧土地台帳調査
旧土地台帳の調査は少し特殊で、土地の持ち主から先祖を探します。(登記簿・閉鎖登記簿なども同様です)
ここは「案ずるより生むが易し」の典型で実際やってみれば簡単です。
旧土地台帳とは、現在の土地登記簿のようなもので一冊が電話帳と同じくらいの厚みがある本です。
また、閲覧、証明は手数料ゼロ、運転免許証や印鑑も不要です(法務局によって違うかもしれません)
費用が掛からない代わりに、手間と時間が掛かります。戸籍で得られなかった情報が手に入る確率は低いですが、調べる価値はあると思います。
旧土地台帳調査を、後回しにして、親戚まわりをしても構いません。
10: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 00:14:18.20
⑤親しい親戚宅で過去帳、墓石調査
家系図と戸籍類を持参で、親しい親戚や本家に行って、過去帳、位牌、墓石、仏壇を見せてもらいます。
ここで、頑張って作成した家系図が役立ちます。過去帳、位牌、墓石で分かったデータは全て写して帰りましょう。
戒名、俗名、没年(いつ死んだ)、享年(何歳で死んだ)などです。付録の「生没年月日調査表」を活用して下さい。
ここからは戸籍謄本のように続柄が記載されていないので、推測になってしまいます。(過去帳には「○○兵衛父」など若干記載があります)
⑥親戚の紹介で寺の過去帳を見せてもらう
親しい(血縁関係が近い)親戚の紹介で寺の過去帳を見せてもらいます。
ⅰ)親戚からお寺(先祖の菩提寺)に新たに過去帳作成を依頼して貰い、出来上がったら見せていただきましょう。
しかし親戚に(過去帳作成にかかる)高額な謝礼も負担して頂く訳ですから、後日ご仏前を供える等の配慮をしておきましょう。
ⅱ)それが無理なら、親戚に菩提寺を紹介してもらってお寺の過去帳を見せてもらいます。
お寺さんも「檀家のプライバシーに関わる」と言って見せてくれない場合もあります。が、そこは粘り強く、
10年越しを想定して交渉し、お寺との信頼関係から築きましょう。
ⅲ)10年も待てない場合には「先祖供養がしたいので、新しく過去帳を作って下さい。」とお願いしましょう。
当然謝礼(3~5万円位)が必要ですが、一番現実的かつ確実な方法です。
ここからは難易度が高くなります自分の家ではなく親戚の家が絡んでくるので
相手方に拒否されたらまず無理ですね、お寺は更に難易度が高いです。
11: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 00:15:27.02
⑦付き合いの無い遠縁親戚に手紙を出す(手紙の書き方は別項を読んで下さい)
ここからは遠い親戚です。(曾祖母の実家など親戚付き合いをしたことがない家)
まず、家を特定しなくてはいけません。戸籍に書いてある住所に対応する現在の住所近辺を、
電話帳で同じ苗字の人を調べ(全国の電話帳は図書館にあります)片っ端から手紙を書きます。
古地名→新地名の対応は地名事典か役場に問合せます。手紙を書く手間を省く事もできます。
手紙には、証拠として戸籍謄本のコピー、記載人物と自分の関係がわかる家系図(手書きで構わない)を同封しましょう。
戸籍で分からなくなるのは明治19年の戸籍が出来る以前で、江戸の終わりか明治の初めに亡くなった方です。
ということは跡継ぎがいなくて断絶した家や分家をして他のところへ引っ越した方を除けば、親戚が見つかる可能性は高いです。
手紙を出しても分からない場合がありますが、それはそれで良いと思います。
⑧遠縁や親しくない親戚宅での調査
これは親しい親戚との調査とあまり変わりません。⑤⑥を参考にしてください。
ただ、初めて行くお宅もあるでしょうから、「ご仏前」(5,000~10,000円)、お供え物(お酒など)は持参しましょう。
⑨図書館などで研究
特筆すべき事はありません。
分からない場合はインターネットや図書館員、図書館内備え付けの検索システムを利用しましょう。
ここまで調べて、どうにも分からないところで調査は終りです。江戸中期、7~8代前になったら難しいでしょう。
旧家でしたら更に遡れるかもしれませんが
12: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 00:16:31.50
戸籍(除籍)の郵便請求の仕方
1まず自分の本籍地の役場に自分の戸籍を請求する(個人証明は免許証のコピーがあればいいです、なければ保険証のコピー)
2それがきたら次は父親、祖父、曽祖父、高祖父の順番で請求する
3ただし戸籍が一つとは限らないので全て請求する(出生の記載がある戸籍と死亡記載のある戸籍はだいたい別々になっている)
4しかも昔は戸主の戸籍に全て入っていたので戸主が祖父の兄若しくは曽祖父の兄とかになっている可能性もある(そうしたら戸主が兄の除籍を請求することとなる)
これを手紙で説明するのが面倒なので一筆書いとく
先祖供養のため私の直系尊属の『生から死まで』を全て請求します。(この役場にあるもの全て) また破棄した場合は破棄証明を出してください
(破棄証明は必須です)
母方や祖母方も同じ役場にあるのならば全てもらっておきましょう
注:費用は除籍で1通750円 だから750円の倍数で郵便為替を入れとく
だいたい最大で10通くらいなので(実際にはこんなにはないと思いますが)
7500円分いれとく 余ったら返ってきますのでまた郵便局にいけば現金になります
封筒の中には返信の封筒(切手の貼ってあるもの)を同封しておく事
(当然自分の名前と住所はあらかじめ書いときましょう)
切手は重くなるといけないので相当の重さ(戸籍10冊くらい)でもOKなものを
貼っておく
なにかあった時の場合に携帯番号とメールアドレスは書いとく(役場がすぐに連絡できるように)
返信されたら精査します(誰かの死亡記載の戸籍が欠落してはいないか等)
役場の係も人間ですので失敗はあります・・・だからこちら側でしっかりともう一度
見てみる
あとは返信されたときに担当者の名前が書いてあるので控えておいてください
直接電話するときには直接担当者の話した方が話が早い
最短なら1週間、不手際で再三請求をすることになったら、最長で1ヶ月です
13: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 00:17:31.38
廃棄証明について
戸籍を請求するともうこれ以上の戸籍は出ません(廃棄しました)といわれます、
その時は必ず廃棄証明を発行してください(300円)
理由
役場の担当者で戸籍事務に完璧に精通している人はいません、例えば戸主の生年月日が江戸時代の年号(嘉永とか)
になると固定観念でもうこの戸籍はないと判断するのが普通です、また職員の人もめんどくさがって、
適当にありませんと答えて終わりにする例もあります。
しかし廃棄証明を発行してくださいとなると、そこの役場の責任(職員の責任)において行政文書として
発行しなくてはいけなくなるので必死に探します。
その結果初めは無いといわれていた除籍は実はよくよく探してみればあったという例が多数あります
しかもこれで本当に廃棄証明が発行されればやれるとこまでやったという事になります。
除籍とはその戸籍に記載している人間が全て籍から抜けて始めて除籍謄本になります、逆に一人でも
抜けていなければその戸籍はず~っとあり続けるのです
例)
戸主が天保元年生まれ=1830でしたこの戸主は実は長生きをして96歳まで生きていましたそうなると
1830+96=1926 で昭和元年までこの戸籍は除籍されずにいたということになります。
14: 前スレ83 2012/08/28(火) 01:06:57.88
>>13
645to777 :2012/02/27(月) 18:26:43.91
破棄証明書は、もう絶対に貰わない方が良い。
Q: なぜですか?
最近除籍謄本の保存期間が150年に延長され、前は出してくれなかったものを
出してくれることがあるが、
実際には処分されていなくても、旧保存期間を過ぎていることを理由に
廃棄証明を一度出してしまった除籍については、他の子孫からの請求でも
出して貰えないとかいう、おかしな決まり
(に関しては、反対意見が強くあってまだ弾力的な判断がなされる可能性もあるが、
役所というものに、一度ないとした書類を否定することを期待するのはムリポ)
16: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 09:19:32.85
>>14
てか壬申戸籍と一緒で
実際廃棄してなかったりするからな
うちの市職員からは言質を取ってるけどw
17: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 09:47:11.24
>>1
乙
18: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 10:15:55.22
今、自分がこの世に存在するのは先祖が居たからに他ならない。
それぞれの時代を一生懸命に生きた御先祖様達は身分に関係無く皆尊み敬うことが大切。
19: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 10:45:34.41
その通り
20: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 11:30:03.60
最近お盆ということもあってちょっと調べてみたんだが、昔の人は寿命が
短くて妻の死後に後妻さんを迎えてる事も多く家系図が複雑になるな。
夫を亡くした女の人が再婚というのは少ないだろうが
33: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 23:06:29.34
>>20
昔は嫁は子供を産むことや人手としての扱いが主だから、子供ができなかったり仕事が出来なかったりすると追い返されて別の嫁をもらうこともあったらしい。
今では考えられない話だが。
34: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 23:30:06.09
>>33
これも年金や生活保護があるわけじゃないから老後の世話を忠実にやってくれる実子が極力欲しかったから。
27: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 15:29:43.23
寿命が短いというより年金制度なんてないから独身で生きるのが今より難しい。
若く夫を亡くした人も今より再婚してるのでは。
31: 日本@名無史さん 2012/08/28(火) 19:48:53.80
>>27
なるほど、そういうものですか。まあそれ以前に昔は子沢山で兄弟が
多いから家系図がどんどん広く複雑になってしまうのは仕方ないんだけど
58: 日本@名無史さん 2012/09/01(土) 14:29:01.17
明治時代より先の資料にたどり着くには…
思いついたことを纏めてみる。
(1)以下を見つける。
・宗門人別帳
檀那寺にある、キリスト教徒などの異教徒でない証し。
処分されてない限り必ず存在する。
・分限帳
武士の場合で、藩の職員名簿の様なもの。
直臣でない場合や足軽の場合など記載されてないのもある。
・検地帳
農士の場合で、土地を持っている本百姓が対象。
(2)地元の歴史書
○○県史(誌)、○○郡史(誌)、○○村史(誌)などに
上記の資料が活字化されて記載されている可能性がある。
当時の生活の様子を確認できる。
高額だが入手するか、相互貸出制度を用い地元図書館から借りる。
(3)古文書
神社・寺院、地元有力者(庄屋など)の嘆願書や帳簿、地図を見つける。
文書館の職員、郷土史の編さん委員、郷土史研究家など有識者を訪ねてみるのも有効。
また、古文書を読める様に「くずし字」の勉強しておく。
61: 前スレ83 2012/09/02(日) 01:19:28.05
>>58
>>60
宗門人別改帳は、お寺にあるのではなく、当時のお役所に出したものですので、
現在残っているものは、当時の村役人つまり、名主(庄屋・肝煎)の家に
残された控えの帳面です。運が良ければ、市史の資料編などに載っている事があります。
その一部が古書店市場に出回ったり、地域の図書館や県立図書館、県立文書館、博物館、大学など
にあります。しかし、ほとんどは、旧家の家や蔵の中で虫に食われた状態で眠っているか
さらに多くはもう反古紙にされたりし、焼却されてしまっています。
63: 日本@名無史さん 2012/09/02(日) 11:13:29.46
宗門人別帳(宗門人別改帳)を見つけるには…
以下を訪ねてみる。
(1)大きな図書館
(2)大学の図書館
(3)研究機関(文書館、教育委員会、郷土史編さん委員など)
(4)個人(名主の子孫など)所蔵
活字化されている書籍を見つられればラッキー。
67: 日本@名無史さん 2012/09/02(日) 21:56:25.44
前スレでも話題になってけど、谷原章介さんの番組のように
悪徳海道のせいで、博物館や研究機関で人別帳を閲覧させて
貰えても、コピーも写真もメモを取ることも許されないところが
増えてきている。あの崩し字で慣れないと良く読めない史料でだよ。
だから、ニワカ調査者はあきらめた方が良い。
68: 日本@名無史さん 2012/09/02(日) 22:56:47.67
谷原さんの先祖って小早川隆景の家臣では?
たしか、親戚のおばさんが昔は造り酒屋をやっていたがやめた、おじいさんは船乗りだった
と言っていた。
おそらく明治頃までは造り酒屋をやっていたのでは?と思う
ということは、地元でも名士で資産家だった可能性が高い。
江戸時代には庄屋クラスではなかったのか?
となると、戦国時代に小早川隆景の家臣であったのが、関ヶ原以降に帰農して庄屋に
なった可能性もある。
例)
小早川氏の一族に小泉という場所に小泉氏がいたが
この小泉氏は江戸時代に広島に移り住み造り酒屋を営んだ
(今でもあり、厳島のお神酒を造っている)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~mi-yuki/yuraiki.htm 70: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 01:03:06.05
私はもう調査業者に任せた。現在報告待ち。
取った戸籍を全部読み取って清書したところでちから尽きたw
明治初期の戸籍紙面読むだけですごい苦労した自分に、人別帳や分限帳読み取れるとは思えない。
じつは業者任せは二件目。最初とは違うところに依頼してみた。家系調査ていろいろ会社があるんだね。
それぞれ別系統の先祖の調査を頼んだけど、もしかして同じ先祖でも調査会社によって判明する事が違ってたりするのかな。
71: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 14:32:56.85
んなもん、それっぽい有名系図につなげるだけだべ
72: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 16:48:26.42
よく、他人にご先祖様の調査とか頼めるね、と思う
73: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 19:11:59.87
あぁ言う業者ってどうやって調べてるの?
謄本は直系親族しか見れないし、過去帳なんか身内ですら閲覧許可は難しい。
そんな状態で他人である業者がどうやって調査するんだ?
74: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 19:18:09.43
委任状を何枚も委任者から貰ってると思う。(委任状のカラーコピーは違法?)
あと、プロじゃないと調べれないとか、得れない情報とかいうのもオカシイよね。
こう言っちゃぁ何だが、彼等は代書屋みたいなもんなんだし。
75: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 20:36:56.66
ん?自分ではわからなかった以上の事をちゃんとやってもらえたよw
76: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 20:57:37.79
>>75
参考までに例えばどんな事を調べてくれるの?
77: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 21:03:33.47
頼んでよかったのは現地調査かな・・・遠すぎて自分ではゆっくり行けないようなところ。
そしてご当地での資料閲覧。その場で一気にやってもらった。持ち出し不可のもザラだし。
78: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 21:28:22.96
膨大な古文書、分限帳、宗門人別帳、検地帳を調べて貰えるのはありがたいよ
実際素人がどこに資料があって尚且つその文字を読めるかっていったら相当高度
歴史の流れの中で各時代のご先祖がどのように生き抜いてきたかきめ細かく調べて貰えるし
先祖調査したいけどちょっと無理かなって人には高い金出してまでも依頼する価値はある
むしろ自力で先祖調査してきた人は先祖調査会社立ち上げてもいいでないかいw
79: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 21:33:26.47
詰まるところ特別な事をしてくれるわけではなく、手間賃払って調べてもらうレベルなのかな
もう少し素人じゃ調べきれない何かがあるのかと思った
80: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 21:49:51.61
ま、そうだね
だだ金さえ出せば調べてもらえるのは一般人からしたら有難い事だよ
81: 日本@名無史さん 2012/09/05(水) 23:01:27.37
そもそも崩し字が読める人なんて殆どいないわけで
101: 日本@名無史さん 2012/09/13(木) 23:03:37.21
俺の先祖は武士だったとか、私のお婆さんは何代目のお姫様で自分がそれを継ぐのよとか
言ってた奴に限ってロクな人間じゃなかった覚えがある。だから自分の先祖について明かして尋ね&訪ねていく事に抵抗がある。
ひとりでひっそり調べているが、やっぱり人に教えを請いたい。
私は○○の子孫ですが調べていますって人間がやってきて嫌な感じはしませんか?
因みに化け猫話の負けた方の血筋です。母系の方や他の系統も辿ると、御殿医で種痘やったとか剣豪だった人もいて、
今の自分(ビンボーリーマン家庭・駅弁大卒)からするとあまりにも立派すぎるご先祖で却って二の足を踏んでしまいます。
102: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 01:51:23.01
吐露?
ポエム?
自慢?
悪酔い?
103: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 02:05:57.62
気にするな
先祖が立派だろうがなんだろうが
そんなことはあまり関係ない
104: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 02:32:54.55
先祖が何をやっていたどんな人物だったのか知ることが目的で良いと思う。
何が「立派」で何が「立派でない」なんてどう判断する気なんだろうかと、
思う。
だいたい、「○○城主だったけど家内を治めきれず没落しました」なんて
いう武士と、「旦那に才能を見込まれて大店の婿養子になりました」という
商人だったら、家柄はどうでも、後者の方が「立派」だろうし。「貧乏な村の
年貢をまけてもらうために直訴した庄屋が罪を受け、所払いで放浪し、被差別
部落に流れ着きました。」なんていうなら、身分は非人でも「とても立派」な
先祖だろうね。
105: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 16:30:23.25
>>104さんの話で思い出したが
江戸時代、とある藩でひどい凶作の年に近隣数十ヶ村が集まり年貢減額の強訴をした。
当時の藩主はまあまあ出来た殿様で救済策を協議している詰めの段階でのことだった。
(今しばし辛抱しておれば強訴などせんでよかったものを・・・)
藩主は御法を曲げるわけにいかず、泣く泣く代表者の某村の庄屋・嘉右衛門(仮名)を磔にした。
「せめて減額していただきますればどうにか我等は立ち行きます。
それでも足りぬ場合は村々で互助して1人も死なせぬように勤める所存にて・・・」
その必死の言葉が頭をよぎったのか、藩主は百姓達の願い以上の年貢減額率でそれに答え
さらに藩の備蓄米を出して救済したのであった。
村々はその庄屋に深く感謝し、長きにわたって供養を続け、その話を語り伝えたという
106: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 16:31:00.85
その近隣数十ヶ村も町村合併などにより名を変え、形も変わった平成の時代・・・
その庄屋の子孫の女の子が難病を患った。渡米しての手術が最善の方法だという。
ある程度は出せても、とてもすぐには必要額には届かなかった。
それを知った近所が町内に、町内がまた隣の町内会の有志へと話が伝わり
町々の御老人たち、その地元を救った過去の歴史を知っている多くの人が
篤志により女の子のためにお金を集めてくれた。
貯めていたお小遣いをすべて募金した高校生もいたという。
それらのことを知った現当主(女の子の父親)は非常に困惑したが
「気にせんでええよ。わしらが今あるのはあんたのご先祖さんのおかげだから。
ここで恩返しをせんと救われた私達のご先祖さんに怒られるけんね」・・・
女の子の手術は成功し、今では普通の生活を送っている。
当主家族と女の子は皆に感謝し、みんなの娘じゃと町々の人たちも温かく見守っている。
このことを嘉右衛門さんはどう思っているのであろうか・・・
そして嘉右衛門さんに救われた多くの人たちは彼の子孫のために
篤志でお金を出し集めてくれた我が子孫たちを「よくぞ・・」と褒めているのだろうか
歴史は決して過去のことではなく今も続いていると実感した話
107: 日本@名無史さん 2012/09/14(金) 16:48:24.59
実話?
125: 日本@名無史さん 2012/09/16(日) 03:28:57.38
日本人の場合、本当に家系図についてはいい加減だったりする
さる落ち武者が多い地域の話だが(史料により落ち武者の流入が証明されてる地域)
先祖を辿れば名のある武士に辿り着く筈なのに
家系図を書き残す習慣が全くなくて、宗教やってる家だけにしか残ってないそうだ
聞いた時、さすがにビックリした
ただそこは山間部で戸数制限が昔はあったらしく、先祖を遡る気になれば遡れるようだが
134: 日本@名無史さん 2012/09/17(月) 10:53:22.44
立石定夫氏は著書「杏葉紋の族譜」の序で次のように述べています。
一、家系は誇ってはならない。
二、家系は虚構してはならない。
三、己の矜持を忘れてはならない(矜持=プライド)
先祖を誇りに思って頑張るのは良いことですが、
他から自慢に聞こえるような話になるかどうかは、
その人の人柄(思いやりの気持ち)や能力によります。
立石氏の言葉は、まさに家系を調べながら自分を磨くように努力しなさいと受け取れます。
http://gos.but.jp/intnd.htm 「ごさんべえのぺーじ」の「はじめ」より転記
135: 日本@名無史さん 2012/09/17(月) 11:07:04.45
その通りだと思うわ