「引きこもりって何で生きてるの？」　( ＾ν＾)「その答えを探すためかな」

引きこもり８年　カフェで克服

　高校２年から８年間引きこもっていたが、母親に付き添われ、働くようになったカフェの客や仲間との出会いを通じ克服した女性がいる。高次脳機能障害の患者らが運営する「カフェ雑貨ひまわりの家」（兵庫県宍粟市山崎町段）で働く宍粟市一宮町の落岩祐衣さん（２４）。客の笑顔や仲間の励ましから、失っていた〈自分自身〉を取り戻した。「引きこもりの人が外に踏み出すのは勇気がいるけど、踏み出せばきっと夢も見つかる」。今はアロマカフェの開業を夢見る。

　落岩さんは高２の時、平気で陰口をたたく女子グループの姿を見て人間不信に陥って休みがちになり、登校が嫌で物を投げたり、家族にあたったりしたこともあった。出席日数が足りず、通信制高校に編入したが、レポートはできても、人が怖くて教室に入れない。最後は母親が付き添い、１年のところを３年がかりで卒業した。

　卒業後、清掃などアルバイトをやったが、どれも長続きしなかった。「このままではいけない。家族に申し訳ない」と焦りだけが募った。

　転機は昨夏だった。福祉関係の仕事をしていた母親に連れられ、同カフェの扉をたたいた。築約１００年の空き家に、カフェと雑貨、展示スペースが同居。週１回のボランティアで、趣味を生かしてコーヒーや紅茶に添えるシフォンケーキやクッキーを作った。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20130517-OYT8T00467.htm

ニートって哲学に走るよね